みなさん、こんにちは
最近またコロナが猛威を奮ってきましたね〜
感染者が増加の一途を辿り大会を開催できるか不安でしたが幸い不測の事態も起こる事なく予定通り実施することができました
さて2019年7月以来3年ぶりの開催となった今大会、前回の出場者150名に対し今回は90名、競技人口の影響は空手に限ったことではありませんがこの3年で参加人数が6割まで減少しました
幸い我が支部は常設道場なので緊急事態宣言や蔓延防止対策による施設の使用制限もないのでコロナ期間中も稽古に支障もなく開催される大会は精力的に参加しこの大会に臨みました
それでは試合の模様を紹介します(写真枚数は過去最多です)
コロナの影響で欠場の支部もありましたが大会当日は茨城から静岡まで関東を中心に8支部が集結しました
我が川崎支部からは過去最多となる19名が出場
私は今年も大会実行委員長を務めました(本部道場時代の2005年から今年で17年、もういい加減慣れました)
こちらは大会審判長を務めた三田道場支部の信田先生(私と同じ本部道場出身)一緒に大会の運営をして頂きました
選手宣誓は中学生になった前キャプテンのヒトエ、前回大会形・組手ともに準優勝し、今年は2冠を狙うも組手の人数が集まらず中学女子は形だけとなりましたがタイトルを取るべく力強い宣誓をしました
そして競技開始
幼児で唯一参加したライシン、銀メダルを獲りました
小学3、4年の部
小学3・4年形で男女それぞれ3位に入賞したヒナとナル
最多の参加人数を誇る激戦5・6年生男子形で入賞したカズ・レオ・ハヤタ
個人戦決勝は5年生ハヤタ(右)と6年生レオ(左)で争い、最近川崎市、座間市と連続入賞を果たし県の上位レベルまで達しているハヤタに軍配が上がり見事優勝
小学5・6年女子は黒帯相手に快進撃を見せた2級のナナが初のタイトルを奪取!!「眠れる川崎の王妃」がついに目覚めました!
そして形競技個人戦のとどめは中学生女子形出場のヒトエ
道場生が選ぶ信頼度No1、川崎支部女帝の演武は満点も飛び出し見事優勝!
(信頼度No2の渥美も迷わずヒトエについていきます.....)
コート係員として川崎チームTシャツを纏ったご父兄にも頑張って頂きました
午前中最後の種目となった支部対抗の団体形
優勝こそ逃しましたが川崎支部の2チームが準優勝、3位と健闘しました!
そして大会は午後の組手競技へ
ここから始まる入賞ラッシュ、まずは小学1・2年男女混合で2年生のタイラ(右)が優勝
決勝の相手は同じ2年生女子のいろは(左) が準優勝、低学年2人が1、2フィニッシュを飾りました!
3・4年女子は4年生ヒトミ(右)が持ち前のパワーを武器に決勝も6-0で優勝
4年生ヒナも形に続き組手3位入賞
3・4年男子組手は先日の座間市で準優勝し川崎市でも5・6年生相手に団体戦の立役者となった組手絶対エース3年生ナルが貫禄の優勝、意外なことに初のタイトルでした
5・6年男子組手は主将のレオが準決勝まで進み3位入賞、形に続きW受賞
同じく5年生ハヤタも準決勝進出で3位、惜しくも形組手の総合優勝ならず、来年頑張ってW優勝して下さい
5・6年生女子を制したのはノーモーションから解き放たれる前拳を武器に次々と技を極めていく川崎支部のスピードスター5年生のユラ
この日は刻み突きが冴えまくりユラは団体戦含め全試合負けなし!
決勝を戦ったのは同じ5年生で形競技を制したパワーファイターのナナ、このライバル対決はしばらく続きそうです
中学生男子
このクラスを制したのは中学3年のカンジ、前回大会の立役者で貫禄の組手を後輩達に見せつけました
成田コーチも大会審判を務め、空き時間は選手達にアドバイスを送り支部大躍進を支えてくれました
現役高体連プレイヤー前回大会2冠のひなたコーチ、今回はスタッフとして選手達に的確?な指示を出し勝利に貢献しました
今大会のトリを務めたのが今年から新種目となった支部対抗の小学生男女団体組手
男女共、参加3チームによる総当たり戦で1・2年、3・4年、5・6年から1人ずつの3人制で行われました
女子団体戦 ユラ率いる川崎Bチーム
こちらはナナ率いる川崎Aチーム
試合の模様、この日デビュー戦の低学年のハル
ナナとユラの大将対決、女子団体は川崎Aが優勝しました
続けて男子団体戦
男子も川崎Aチームが勝ち記念すべき初の団体戦は男女とも優勝することが出来ました
大会結果
形 優勝3名、準優勝2名、3位2名、敢闘賞4名
組手 優勝5名 準優勝2名 3位3名 敢闘賞1名
団体 優勝2つ、準優勝1つ、3位1つ
計26の入賞と優勝10種目は前回の入賞9つから大躍進しました
形優勝、組手3位のハヤタが男子最優秀選手に選ばれました
同じく形優勝、組手準優勝のナナが女子の最優秀選手に選ばれました
表彰者と撮影、キツイ練習を乗り越えただけに皆んな良い笑顔です
応援に来た家族にも楽しんで頂いたようです、成田家は兄妹揃って優勝
道場が創設され試合に勝てない氷河期を過ごした2期生のひなたとかんじ、1期生の駿を含めこの3人が支部の歴史を作り今に至ってます
今では立派な屋台骨となり後輩達を支えています
まだまだたくさん写真は有りますが、このままいくと篠山先生を超えてしまいそうなのでこの辺で手仕舞いとします
師範総評
一昨年からこの大会を含めほとんどの大会が中止となり、開催されるのは予選が絡んだ県大会だけなので練習をどれだけ重ねても神奈川の高い壁に弾き返され選手達は結果を出せずにいました
私の目から見て子供達は明らかに上達してましたが、選手クラスのメンバーは結果を形に出来ない悔しさやもどかしさに挫けそうになりながらもいつか勝てると信じ稽古に没頭しその結果、県でも少しずつ勝ち始め再開された市大会では入賞したりと徐々に成果が現れ始めました
この大会で万全を期すために主力メンバーは週5回の猛特訓と県の代表が揃う強豪道場に出向き、殴られ蹴られを繰り返されながらも心折れずに最後まで乗り切りこの日を迎えました
この子達の努力が報われたことが何より嬉しく、ここまで指導してくれた成田・ひなたの両コーチ、遠征の引率や大会スタッフ、休日返上で選手を支え続けてくれた保護者の皆様に感謝します
この結果は選手達の頑張りと皆さまの協力のもとに掴み取った賜物です、ですが主将のレオを中心に子供達は結束を強め更にもっと先を見据えているようです
胸に神奈川マークが付くその日まで頑張っていきましょう!
支部始まって以来の快挙だった故、長々と失礼しました
それでは、本日これにて