令和3年度　卒業の儀

みなさん、こんにちは

3月になり良い陽気となってきました

梅満開でもうすぐ桜が咲きそうな勢いです

そんな中、先日6年生を見送る卒業の儀を恙なく行いました

通常6年生は集大成を迎え大会での入賞率が一段と高くなる学年なのですがコロナコロナで公式戦が次々と中止となりこの子たちの活躍の場は殆ど皆無に等しい状況でした

大会とは入賞すれば形にも残り、それが自信にもつながる有効なツールではあるのですが・・・

私の持論としてこの子達は結果のみ求められるプロではなく、人格形成される貴重な時期を仲間と共に有意義に過ごす事が目的であり、その手法として空手を用いているだけです

試合に向け稽古を重ねしっかり準備し、仮に結果が共わなくても身体に叩き込んだ技術は簡単には無くなりません

上達したか否かは一緒に過ごしていればわかるので試合の結果だけに捉われず稽古の中で出来なかった事が出来るようになった事を評価します

空手と同時に本道場では以下の事を教えています

・団体行動ゆえ他者に迷惑かけず稽古中は人を思いやる事

・目標達成するために準備を怠らない事

・試合で結果がでた時は自分を高めてくれた練習相手に感謝すること

その他にも色々ありますが主にこの3つの方針を柱とし、自分1人で上達することはできない事と他の道場生がいるありがたみを実感することを日々伝えています。

そんなこんなで最近の稽古風景と卒業の儀の画像です

（今回はイベント実施につき画像多めです）

まずは最近の通常稽古

そして迎えた6年生が指揮を取る最後の稽古

いよいよ始まった6年生を送る恒例行事、この日来ている下級生全員を相手する荒行の追い出し組手

先陣をきったのは高い身体能力を誇る特攻隊長のユウジン、15人連続で相手しました

続いて2人目は男子エースのハル、成長著しかっただけに小学生の内にたくさん公式戦をさせてあげたかったです

そしてトリを務めた絶対エースかつ道場生の精神的支柱

私より皆の信頼がはるかに厚い　主将のヒトエ

3人とも無事全員組手（全45試合）を完遂し最後の四股立ち突き

稽古後に屋外でご父兄も含め卒業の儀を行いました

まずは在校生より花束💐贈呈

求婚以外でこんなに頭下げる人、初めて見ました

そして記念品の贈呈

卒業生が一人ずつ挨拶

全員が道場で楽しい時間を過ごすことが出来たと言ってくれたのが何より嬉しかったです

世代交代する5年生が所信表明

最初から全体を上手くまとめる事など期待していません

「出来る出来ないは後回し」

たくさん壁にぶち当たって少しずつ自分達のカラーに染めていって下さい

（まだ道場の残債があるので穴が開かない程度に壁にぶち当って下さい）

集合写真（この時期なので欠席者が多くみんなで送り出すことが出来ませんでしたが）

卒業の儀を迎えたと言っても、彼らがこの道場を去るわけではありません

小学生中心の道場なので基本6年生に全体の指揮を取らせているだけで、今回卒業する3人は中学に進学しても継続してくれるとのことでした

これからは中学生として勉強、部活を両立しながらの稽古となります。先輩達も皆やってこれたのだから後輩達の手助けをしながら更に自分を高めていって下さい

まったくどうでもいい事ですがわたくし渥美、昨年末に全空連の錬士号を取得しました

一定の公認資格を取得し、選手時代の実績や指導歴を連盟が審査し認められた者だけに送られ、取得出来る人はどうやら少ないようで先日認定書が届いたのでいちおう報告させてもらいました（既読スルーOKです）

最後に追い出し全員組手に挑む直前の6年生ベストショット

この1年ヒトエを中心に男子2人がしっかりサポートし、指示系統も機能していたと思います

低学年で種をまき、上級生で芽が出て、中学生でつぼみになり、高校生で花が咲く

君らと同じく今年中学を卒業したヒナタが4月から高校空手に挑みます

そこまで行くかは分かりませんが小学生時代に必死に取り組んだ経験を生かし中学でも更なる活躍を期待します

卒業おめでとう🎊

それでは、本日これにて