みなさん、こんにちは
先日、表記の通り川崎市大会が実施されました
いまだ続くコロナ禍での開催ではありましたが今大会は入場者の人数制限や学年毎の時間差集合もなく通常通り行うことが出来ました
この1、2年は午前中低学年、午後高学年など道場生が一同に集まって大会に臨む事が出来ませんでしたが、今回は朝から大会終了まで一緒に行動することができほんの少し日常が戻ってきた気がしました
願わくば選手・大会関係者が全員マスクを外し、閉会後には市連のメンバーで打ち上げできる日を心待ちにしています
さて今年に入り2回目の大会になります。1発目は県の錬成大会だったので実力を試すのに丁度良い大会かというと、まだまだうちの道場には敷居が高かったです
錬成大会はエントリーできる人数も限られていて道場から各種目2名までと制限があるため出場する選手は各団体のエース格ばかりです
6年生主将のレオが意地の1勝を挙げた以外、他は結果を出すことが出来ず軽い気持ちで臨める大会ではありませんでした
ですがこの川崎市大会、県下でも名が通っている団体もありますが県大会に比べれば試合経験を積む絶好の場と考えています
今回出場した我が道場の選手は殆どが選手クラス(通称センクラ)で錬成大会で辛酸をなめた子達がどこまで戦えるか?自分達の努力を形にすべく大会前は遠征・練習試合を含め週4〜5日の稽古に臨みました
さてそんな試合風景をダイジェストで
中学生になった前主将のヒトエ、小学生の時は入賞経験があるこの大会
形では惜しくも2-3で惜敗、まだまだ1年生、練習を積んで強いヒトエが帰ってくることを期待しています
6年生のレイ、一般道場生ながらもセンクラに混ざって出場し良い経験が出来たと思います
ひなた道場の元気印、形演武で魅せる気迫や表現力はNo1のカズ。まだあと1年残っています、形も組手も迷いがなく意気が良いカズらしく元気に前向きに上達していこう
この半年間で急成長を成し遂げた4年生ヒナノ、去年の秋季大会では何も出来ずに終わりましたが、その後センクラ入りして痛い思いをしながら必死に先輩たちについていきました、努力の甲斐あって見事初勝利、次はもっと進めるように
ひなた道場が誇る前拳職人、中学生になったハル。中学生1発目の初戦は見事4-0ストレート勝ち、二回戦では神奈川の絶対王者、全国でも名を馳せる有名選手と戦うことができ良い経験になったと思います
ひなた道場、組手の絶対エース3年生のナル、初戦は安定した組手で難なく勝利、2回戦でこの大会優勝した選手に僅差で敗れました、あきる野カップ3位入賞の経験を生かし捲土重来を期待する
鬼神の表情で試合に臨むキャプテンのレオ、気迫溢れる形で初戦を突破しました。組手では思うような結果は出なかったけど会場でも皆をまとめ頼もしくなってきました。次は組手でも魅せよう!
道場の頼れる姉御 5年生のナナ、どんな時でも空手ノートで自分の反省点を考え続け練習でも試合でも常に女子部を牽引してきました。今大会形で見事ベスト8入り! 次は組手も勝ってW入賞目指して行こう!
ノーモーションから放たれる高速前拳を武器とする、道場No1のスピードスター 5年生のユラ、(練習でもバシバシ前拳極めるので男子がみんな凹んでます)準々決勝では県の代表選手を相手に得意の前拳で1ポイント奪ってきました、組手で見事ベスト8入り、更なる高みを目指して行こう
高校生になり初の公式戦に臨んだヒナタ、1、2回戦は安定した動きを見せて難なく勝利、準々決勝でおそらく上級生であろう相手にあと一歩及ばずベスト8止まり、まだまだ勝負はこれから、まずは高体連で関東大会出れるように頑張れ
本日圧巻だったのはこの男、ひなた道場が誇る形の絶対エース5年生のハヤタ
全身から繰り出されるキレキレの技、全くブレない体幹と洗練された表現力で強豪だらけの川崎市5・6年生トーナメント(60名参加)を次々と駆け上がり見事3位入賞、念願のメダルを獲りました
おめでとう!ハヤタ
小学生最終の花形種目、まずは女子組手団体戦
女子はユラ、ナナ、ヒナノの3人で臨みました、惜しくも勝てませんでしたが強豪道場と戦った経験を次の試合で生かして下さい
続けて男子団体戦
男子はハヤタ、ナル、レオの布陣、準々決勝で強豪道場と対峙しましたが先鋒ハヤタが気迫の1勝を捥ぎ取り、中堅で3年生ナルが5・6年生相手に大差をつけ圧巻の勝利、次の準決勝こそ及びませんでしたが男子団体戦で初のベスト4入りを果たしました!よく頑張った!!
この試合中コートの外では試合を終えた選手達と応援のご父兄たちが揃って大盛り上がりしてました(笑)
結果
女子5・6年形 ナナ ベスト8
女子5・6年組手 ユラ ベスト8
男子高校生組手 ヒナタ ベスト8
男子5・6年形 ハヤタ 3位
男子組手団体戦 ベスト4 (ハヤタ、ナル、レオ)
昨年の秋季大会では皆ほとんど勝つ事が出来ず、県大会でもブ厚い壁に弾き返され過去賞を獲ってきた先輩達のように活躍できなかった小学生達
連日稽古を重ねて重ねて臨んだ今回の川崎市、ほんの少し希望の光が見えたと思います、・・・が、まだまだこれに満足せず更なる高みを目指して下さい
試合で大切なことは結果がすべてではなく、自分で決めた目標に向かって当日まで必死に準備すること、そこで出た結果に感情を抱くことです
勝って嬉しい、負けて悔しい、勝った人が羨ましい、練習通り出来なかった自分が不甲斐ない・・・などなど試合が終わると色んな感情が芽生えてきます
芽生えた感情に蓋をして、考えることを放棄したら貴重な時間とお金を浪費するだけです、、自分の実力を思い知らされ同じ思いや失敗を繰り返さないよう考える機会を与えてくれるのが試合です
結果から目を逸らすことなく、自分への課題をしっかり受け入れよう
次のブログではもっとたくさんの選手とこのような写真が撮れる事を期待しています!
最後に大会当日、朝早くから選手を支え、励まし、送り出してくれた保護者の皆さま
道場のために最後まで審判を務めてくれた成田コーチ
勝っても負けてもコロナで思うように試合が出来なかった子供達にとって貴重な時間を過ごせたと思います
私自身、今大会の副審判長を仰せつかり、外部からたくさんの招待審判の先生方にご協力頂き、高橋審判部長のもと大会を無事に終えることが出来ました
この大会にご尽力頂いた先生方、ならび接して頂いた皆さま誠にありがとうございました
それでは、本日これにて